最新記事一覧
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官製談合で逮捕! 県北建設業界・政界に激震走る
9月20 日、県警は県新発田地域振興局の部長、そして新発田市に本社を置く建設会社、岩村組の顧問ら2人を官製談合などの疑いで逮捕した。同社は自民党県連の幹事長、岩村良一県議のファミリー企業。これまで県職員が談合などで逮捕されたことはなく、県北の建設業界や政界、そして官界にも激震が走った。 県警、...もっと読む
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年120万円も給付⁉ 知らなきゃ損する手厚い民間奨学金
授業料と生活費で年間200万円は必要という大学生活。ところが、新潟県民の平均年収は、国の各種給与調査によると400万円台、多く見積もって450万円と薄給だ。手取り換算だとせいぜい300万円台。これでは大学生などとても養えない。そこで頼りにしたいのが民間の給付型奨学金。調べると、1冊の本になりそうなくらい豊富で、給付額も...もっと読む
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滝沢亮・三条市長にぶつけられた通知書が明かす公私混同
元横綱の日馬富士が故郷のモンゴルに設立した学校をサポートする団体が三条市にある。かつてこの団体の事務局長を務めたのが、市長に就任する前の滝沢亮弁護士だった。この団体が滝沢市長に対し、「これでは税務申告もできない」と通知書を送付した。その中身とは…? 初回当選は感動の大番狂わせ 前回の三条...もっと読む
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元手が激減 県内地銀・証券の仕組み債、投資信託に怨嗟の声
「仕組み債」をめぐり地方銀行は大混乱に陥った。8月31日、千葉銀行では地元経済界の重鎮である同行の会長が、来年3月末日で退任すると発表した。〝禁じ手〟とも言われる「仕組み債」に手を染めたのは第四北越銀行、第四北越証券も同じ。さらに同行、同証券が積極的に販売した投資信託では、「仕組み債」と同様、企業、個人を問わず相当に〝...もっと読む
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起債許可団体に転落した新潟県は、それでどうなる?
本県が起債許可団体に転落した。こう書くとマイナスのイメージしか湧かない。起債とは「債券を発行、募集すること」(三省堂「新明解国語辞典」)。ありていに言えば借金をすることだ。「借金をする」のに国の「許可」が必要となった「団体」(県)ということになる。全国では北海道に次いで2例目というが、県民生活に影響はあるのか⁉ ...もっと読む
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国から助成金をだまし取った居酒屋「若旦那グループ」の悪評判
国の雇用調整助成金(雇調金)を計1億6,646万円余りも不正受給していたことが発覚、しかし悪事はこれだけではなかった。日常的に友人らからカネを騙し取るサマはまるで息を吐くかのよう。父親は前新潟市議で、息子の一大不祥事にさぞかし意気消沈しているかと思いきや、来年4月に予定されている阿賀野市長選に立候補するという。 ...もっと読む
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素人が弁護士を打ち負かした本人訴訟奮闘記
本人訴訟とは、弁護士や司法書士に依頼せずに行う裁判のことをいう。端的にいえば法律の専門家ではない素人が自分で行う裁判のことで、当然ながら勝率は決して高くはない。しかし新潟地裁での本人訴訟で相手方から和解金200万円を引き出し、実質的な勝訴を収めた人物がいる。全国的にも稀な成功例といえるが、なぜ素人が弁護士を打ち負かすこ...もっと読む
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村上市議会 定数削減の侃々諤々
7月に行われた市議会定例会の最終日、議員発議で市議の定数を現行の22から20に削減する議案が提出された。同市議会では任期中に欠員2が生じ、現在は20人の市議によって構成されている。「だったら定数20でもいいじゃないか」とも思うのだが、なかなかそうはいかないようだ。定数減の議案はあっさり否決されてしまった。議案の中身より...もっと読む
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十日町・松代で発覚した超古典的な談合疑惑
十日町市の松代地域は同市などで開催される「大地の芸術祭」の拠点の一つ。地域内にはメジャーな現代アートの作品が点在している。この頃ではドイツ人の建築家、カール・ベンクス氏による古民家再生でも知られる「ハイセンスでアートな山里」なのだが、未だ「古典的談合の里」でもあるようだ。 アートと古民家再生の...もっと読む
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伸長? 退潮? 本県“大学進学力”30年の変遷
前稿では、2022年度卒の県内高校・中等教育学校生の進路を詳しく見てきたが、恐らく関心が高いであろう「全県でどの大学に何人が進学した」というデータはあえて載せなかった。それは本稿で紹介する。ただ紹介したのでは面白くない。30年前まで遡り、10年毎の進学先と比較して本県の大学進学力の推移を考察する。それは、伸長したのか、...もっと読む