最新記事一覧
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梅谷守代議士・公選法違反「寄付行為」の現場
旧6区選出の梅谷守衆院議員が国会の予算委員会で質問に立ち、長身、イケメン議員としてその名が選挙区外でも知られるようになった。だが同議員には「買収梅ちゃん」と言われるもう一つの顔がある。上越市内の会合やイベントで酒や祝儀を繰り返し手渡していた。その一部を撮影した動画が流出し、騒動に発展している。 ...もっと読む
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自民党「裏金事件」のとばっちり
2月7日、髙鳥修一衆院議員(北信越比例)が上越市内で記者会見を開催し、自民党新潟県連会長を辞任することを表明した。同党の裏金事件をめぐる騒動で、本県の政界からも〝犠牲者〟が出た。事件の余波はこれだけにとどまらない。「派閥解消」は聞こえこそいいが、同党の活力を削ぐことになりかねない。同党県連内からも、裏金問題を契機にこれ...もっと読む
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県、新潟市 報道発表に表れた初動の混乱
新潟地震から60年、中越地震から20年の今年。その幕開けの元日1月1日午後4時10分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7・6、最大震度7を記録する能登半島地震が発生した。新潟市中央区では震度5強の揺れを観測。そこから始まった初動の一部に「県、新潟市の混乱」がうかがえたという。 中央区...もっと読む
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新潟市議会が陳情を不採択にしていたペット同行避難の課題
イヌやネコなど、今やペットは家族同様だ。決して置き去りにして避難するわけにはいかない。今回のような津波の到来が想定される緊急時、ペットの同行が可能となっていない避難所に行ってもいいものか、そこでペットと一緒にしばらく過ごせるのか…判然としないという。ペットを連れた避難について、分かりやすい解説が求められている。 ...もっと読む
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県内メガソーラー 電線泥棒激増注意報発令
全国的にメガソーラーの銅線盗難事件がとどまるところを知らない。資源エネルギー庁では警視庁や各県の警察本部と連携し、防犯情報を発電事業者に提供しているが、焼け石に水といった状態だ。昨年のこと、本県でも新潟市西蒲区で大手不動産業者の大規模な発電所が被害にあったらしい。だがこの件は一切情報が外部に伝えられないまま。犯人が捕ま...もっと読む
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「断酒・減酒」 厚労省ガイドラインを試してみたら…
厚生労働省の検討会は2023年11月末、アルコールによる健康被害を防止する目的で、年齢や体質に応じた留意点などを盛り込んだガイドライン案を取りまとめた。ガイドライン案によると、生活習慣病リスクを高める飲酒量は、1日当たりの純アルコール量換算で「男性40㌘以上、女性20㌘以上」とされた。純アルコール量40㌘はビールなら5...もっと読む
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県新発田地域振興局 官製談合の後遺症
昨年12月26日、県新発田地域振興局が発注した工事の入札に関する官製談合事件の初公判が開かれた。この日、起訴された県の元部長は情報漏洩が過去から行われていたことを示唆したという。県では既に調査を開始。花角英世知事は、入札制度の見直しにも言及している。 事件は終わらず ...もっと読む
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長岡市「米百俵プレイス」の闇
昨年7月、長岡市では「「米百俵プレイス」 ミライエ長岡」がオープン。「ミライエ」は「人づくりと産業振興を総がかりで支える拠点」、「現代版国漢学校」などとも称される。「米百俵」の名が示すとおり、長岡のシンボルともなるべき同市の看板施設だ。だが昨年、「米百俵プレイス東館建築工事」の入札が3連続で不調、不落のため「取りやめ」...もっと読む
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指定管理を巡るどんでん返し 新潟市・市長与党への“超忖度”
これは前代未聞と言わねばなるまい。新潟市はいったん市議会に上程した指定管理の選定に関する議案を、市長与党の最大会派から、「選定された業者が気にくわない」という大声が上がったことから取り下げた。ここまでは昨年12月定例会でのこと。これ自体がどんでん返しだった。さらに大どんでん返しがあって、同市は指定管理の選定結果はなかっ...もっと読む
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五泉市長と市議会議長会派 「異次元の蜜月」
「異次元」とは五泉市のためにある言葉かもしれない。1月10日に新聞折込された市議会の会派、「政新会」の活動報告を見て、ギョッとした市民は少なくない。そこには市長、副市長、教育長と議長らが並んだデッカい写真が掲載されていた。これも異次元なら、林茂議長の在任期間も異次元の長さだ。 市と議会の蜜月関...もっと読む