巻信組弾劾記事で本誌に寄せられた”投書の中身”
2012年05月25日
先月号の巻信組記事の反響が凄まじい。巻信組執行部は相変わらず音無しの構えだが、公共性、公益性を謳う金融機関がそれでいいのか。喉元に突き刺さった棘は抜くしかないだろう。
コンプライアンス意識の欠如
巻信組は「訴訟」「使い込み」「理事長、常務理事辞任のカラ念書」等と金融機関としての資格が問われている。中でも使い込みをした支店長に対する降格処分には疑問の声が多い。
取引先の業者が口を開く。
「おたくの記事を見て驚きました。こんな身近にすごい事が隠されていたのかと何度も読み返しました。私のところは毎日のようにお店に行くか、渉外の係が来るかというように、コンビニかスーパーのように付き合ってきました。取引といっても1000万以下で、1回の借り入れは100万から2,3百万ですから、1人の職員の使い込みが6000万などという記事を見てもしばらくは信じられませんでした。その本人が今も信組にいるなんて信じられません」
本人はもとより役員、監査の責任についても疑問を呈する。
「渉外のSさんは、顧問弁護士や公認会計士という私らの仕事では会うこともない偉い人たちに沢山のお金を払っているから〝信組は大丈夫〞と言ってましたが、お門違いも甚だしい」
こんな投書もある。
「今の時代は酒気帯び運転でも会社を追われるのに、6000万もの使い込みをして未返済がまだ3200万あると記事中にあります。経営幹部のコンプライアンスに対する感覚を疑ってしまいます」…続きは本誌にて