特集2012年度大学入試第2弾 完全独自調査
2012年05月25日
どこよりも詳しい 本県高校・中等教育学校 現役進学者数一覧
進学者数を見るとよく分かる高校・中等教育学校の〝本当の実力〞
5月号で特集を組んだ「現役合格者数速報」はお陰さまで大きな反響を呼んだ。一方で、少なくない数の学校から、「進学者数を報道すべきだ」といった意見をいただいていた。今回もまた完全独自調査で、各校の〝進学者数〞をお届けする。
なぜ〝進学者数〞か?
いきなり問いかけになったが、これには理由がある。実は本誌では、5月号のような特集を始めた2005年5月号において、合格者数とともに進学者数も掲載していた。しかし、「保護者の関心は合格者数です。(掲載は)合格者数だけでいいですよ」と学校関係者からアドバイスされ、翌年から合格者数だけを特集してきた経緯がある。
最近になり、いや実情はもっと過去に遡るのだろうが、いわゆる、合格者数の〝水増し〞が物議を醸した。学校側が実績づくりのため、優秀な生徒の受験料を肩代わりし、私立の難関大に合格してもらうという〝事件〞である。
本県でこのような姑息な話は確認されていないものの、今回の調査でも、「進学者数は特集しないのか?」といった質問・依頼をいただいていた。もっとストレートな意見として、「個人的には」と断りつつ、「合格者数は高校の宣伝材料。進学者数で報道すべき」(私立高校)といった声まであったほど。
水増しの意図があろうとなかろうと、合格者数だけでは、その学校の進学傾向や真の実力が分からないというのである。…続きは本誌にて