夫の浮気発覚! しかし奥様は「まぁ~、いいかな」それは浮気相手が“ブス”だから!?(続編)
2019年02月27日
美人妻の憂欝②
夫の浮気が発覚して、その浮気相手が〝ブス〟であったからか、「まぁ~、いいかな」と余裕を見せていた恭香さんですが、報告書をお渡してから2カ月後、「ご相談したいこ
とがあるのです…」(恭香さん)
若き社長夫人に、そのあと何が…。
今回の調査依頼者は前回に引き続き下越地区にお住まいの深田恭香さん(仮名・36)。前回お伝えしたとおり、ご主人の智之さん(同・37)は会社社長をされています。
製造業を営んでおり、現在お気に入りで主に使用されている愛車は輸入車! 前回もお伝えしましたが、黒塗りです。さぞかし女性にオモテになるに違いありません。
恭香さんは、智之さんの女性遊びに余裕をお持ちであったように見受けられましたが、そんな恭香さんもこの度は深刻なご様子です。「実は…、主人が女遊びをしているだけであれば見て見ぬふりをしていたのですが…、どうやら例の隅田さんが妊娠したようなのです…」(恭香さん)
今年は暖冬ですが、恭香さんは海外ハイブランドの白いコートに〝ヒール〟のいでたちで、苦悩の表情をされています。
「そうなんですか…。他の案件では妊娠中絶、出産したケースも過去にはございました。調査時には、隅田に妊娠の兆候は見受けられなかったですから、妊娠2~3カ月というところでしょうか?」 (私)
「はい。2カ月位だと思います。年末年始ということもあり、業界の付き合いだからと、もともと派手に飲み歩いている主人が、朝帰りを頻繁にするようになったのです。今まで朝帰りが無かった主人でしたので心配になって、帰宅してシャワーを浴びている間にスマホを見たところ、隅田さんが 〝妊娠した!どうしよう?〟と相談していることが分かったのです」 (恭香さん)
ハイブランドできめる恭香さんの女性の美学は、遊びは許しても愛人に子供まで産ませることは、いくらなんでも許せないことなのでしょう。
お二人の間には小さな二人のお子さんがいます。隅田が出産してしまったということになれば将来、相続問題も含めて、お子さん達にも大きく影響することになります。
どうであれ、改めて智之さんと隅田の近況を調査することになりました。
それぞれの決断
調査を進めて、以下のことが判明しました。
今回は、短い期間だったからでしょうか、智之さんのデリヘル遊びはありませんでしたが、前回と変わらず、智之さんは自身の工場と事務所を巡回します。そして、隅田と会うのもやはり決まって夜でした。隅田は父親の会社には勤めずに他の、智之さんと同業種の職場でOLをしているのですが(父親の関連会社かどうかは未確認)、調査期間中に自宅の近くの産婦人科に通院しているのを確認しました。
「よくもまぁ、自宅近くの産婦人科に行けるな!」 (私)
という思いが私の頭をよぎりました。女性が産婦人科に通院したからといって妊娠しているとは断定できませんが、状況的に判断すると大まかなことは察するに余りあります。
〝まさか、出産することはないだろう?〟と私はみてはいますが、素行調査と恭香さんが垣間見る二人のラインのやり取りでは、隅田が中絶したかどうかは現在のところ確認ができていません。
したがって私の 〝まさか、出産することはないだろう?〟との推測は、当事者の恭香さんにしてみれば〝他人事〟にしか聞こえないはずです。「隅田さんは子供を産むつもりなの
でしょうか? 私はどうしたらよろしいのでしょうか?」 (恭香さん)
私は無責任なことは言えずに言葉に詰まりました。そして、しばらく考えて恭香さんに「全く私の個人的な意見です」とお断りした上でお話しさせてもらいました。
「恭香さん…。調査の報告書と恭香さんが、頑張って収集した、ご主人と隅田とのラインのやり取りの撮影があれば、証拠としては十分なはずです。ご主人が家庭に負担をかけない(?)で女性をつまみ食いしている分には、手の平で遊ばせているということで済ませていいのかもしれませんが、愛人に子供を産ませたということになれば、当然そうも言っていられないと思います。
隅田が生んだ子供に何の罪もありませんし、その子供が法的にも保護されて当然に思います。しかし、恭香さんとご主人、そして隅田はともかく、恭香さんのお子さんやその生まれた子供は、その因果を背負って生きていくことになります。
私は隅田のおなかに宿った命を摘むようなことを進言する立場にありませんし、例えば、相続に目くじらを立てた人生設計はどうなのか?とも思います。…続きは本誌に