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2024年11月22日

”あの”金子恵美元代議士が繰り上げで復活当選!?

2018年10月26日

このところ、すっかりタレント業が板に付いた金子恵美元衆院議員。夫は「ゲス不倫」で話題を振りまいた宮崎謙介元衆院議員だ。夫婦でテレビのバラエティー番組に出演、自虐っぽいネタが大いにウケているとか。その金子元議員の「繰り上げ復活当選」が囁かれている。しかも一定の信ぴょう性を持ってだ。仮に下馬評どおりなら、復活は来春。果報を寝て待つような状況だという。

 

タレントで〝復活当選〟

 

新潟市長選が告示日を迎え、佳境に入った頃だ。自民系候補の選挙関係者がこう言った。

 

「市長選に出馬している4候補とも決定打を欠くものですから、〝金子恵美さんをゲストに呼んだら話題になるのでは〟と話していたんです。バラエティー番組に夫婦で登場して人気ですからね。

 

別に〝ゲス不倫の夫をゲストに〟と洒落たわけではないですよ。もともとは(新潟市)南区の市議、県議だったわけですし。グッドアイデアだと思ったんですが、〝金子恵美なんか呼んだら、有権者がドン引きだ〟と一蹴されてしまいました」

 

自民党の金子恵美元衆院議員が新潟市議(南区)に初当選したのは平成19年のこと。才色兼備の同元議員だけに、当然のごとく断トツのトップ当選だった。1期目の途中で今度は県議補選に出馬し、無投票当選した。その後も無投票で再選され、これまた任期途中で衆院新潟4区へ転身。同24年に民主(当時)の菊田真紀子を倒して初当選した。その後も「女の戦い」で、全国的にも注目された4区で、金子は菊田に連勝した。

 

金子元議員だが平成27年に同じ二階派に所属する衆院議員(当時)、宮崎謙介との結婚を発表。翌年2月には男児を出産し、まさに幸せの絶頂を迎えた。その直後、例の「ゲス不倫」騒動が勃発し、一気に奈落へ転落したわけだが。

 

産休明けの金子元議員が久しぶりに選挙区での会合に姿を見せたのは2年前の4月。地元の自民党内では、一部から「候補者の差し替え」といった強硬な意見も上がっていた。そして迎えた昨年10月の衆院選、同元議員は選挙区で無所属の菊田真紀子に敗れ、比例での復活もなかった。

 

自民の圧勝に終わった前回選挙ながら、例の騒動もあってか金子元議員の前評判はすこぶる悪かった。東京の小池百合子都知事みたいに、「金魚鉢」と呼ばれるガラス張りの選挙カーを導入したがウケず。街頭で「あの橋も、あの道路も私が…」と実績を強調したが、逆に反感をかった。 その後、金子元議員はタレントとして〝復活当選〟していた。

 

4区とほぼ絶縁状態

 

金子夫妻のテレビ出演は前回の衆院選直後から始まったらしい。やはりウケるのは、夫の不倫をネタにした自虐トークのようだ。夫のキャバクラ通いに怒った話など、突っ込みどころが満載で番組も大いに盛り上がったとか。一方、金子元議員は民進からさっさと立憲民主に鞍替えした蓮舫参院議員や、ダブル不倫騒動の山尾志桜里衆院議員などを鋭くコキ下ろしたりもしている。

 

金子元議員は早稲田の出身で、演劇専攻だったという。「新潟県きものの女王」や「ミス日本関東代表」に選ばれたこともあるというから、そもそも政界より芸能界向きなのかもしれない。…続きは本誌に

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