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2024年11月21日

妻の浮気を疑ったご主人の“独自調査”にプロの探偵も感心!

2018年07月27日

ご主人が独自に妻の浮気調査を開始

 

これから紹介する事件ファイルに登場するご主人は奥様の浮気を確信しながらも、よくぞここまで耐えられたものだと感心します。それもこれも妻子の将来を第一に優先してのことなのですが、残念ながら奥様にはご主人の深い愛情が伝わらなかったようでありまして…。

 

今回の調査依頼者は長岡市在住の野中泰弘さん(仮名・43)で、お仕事は会社員をされています。奥様の理奈子さん(同・42)は長岡市の金属加工会社で正社員として働いているそうです。お二人の間には中学生と小学生のお子さんがいらっしゃいます。

 

野中さんが話します。

 

「妻は今から5カ月ほど前に勤務先の会社内で部署が変わりましてね、ちょうどその頃を境に様子がおかしくなったのです。人事異動をきっかけに人間関係に悩む社員は珍しくないとは思いますが、妻は晩御飯を終えると別室にこもって誰かと長時間電話することがめっきり増えました。

 

それだけなら私も男の影を怪しむこともなかったのかもしれませんが、それからほどなくして妻いわく〝会社の飲み会に行ってくる〟というので素直に送り出したところ、家に帰ってきたのが午前2時過ぎですよ。少なくともそれまで妻が深夜に帰宅することなどありませんでした」 (野中さん)

 

このとき野中さんは胸騒ぎがしたといいます。理奈子さんに直接、「二度と午前様にはならないように」と強く釘を刺したのでした。

 

しかしそんな野中さんの心配をよそに、理奈子さんはさらに不審な行動におよびます。

 

野中さんが続けます。

 

「妻はそれまで子供たちを連れて外出することが多かったのですが、深夜に帰宅してからというもの子供たちを実家に預けた上で出掛けることが多くなりました。

 

そういう日は決まって帰宅が夜遅くになるものですから、私が心配して携帯に電話をすると、妻は〝今から帰るから〟といってすぐに切ってしまいます。私の気のせいかもしれませんが、妻がいる場所はシーンと静まり返っていて物音ひとつしません」 (同)

 

配偶者のどちらか一方が相手の浮気を疑いだすと、すべての行動が怪しく感じられるようになるのが当たり前です。誰かから電話がかかってくれば「浮気相手ではないか?」とモヤモヤし、帰りが少しでも遅くなれば「浮気相手と密会しているのではないか?」と居ても立っても居られなくなります。

 

パートナーの不審行動をきっかけに精神的にも肉体的にも追い詰められ、思い悩んだ末に当調査事務所のような専門機関に相談を寄せられる方々が一般的なのですが、その点、野中さんは少々違っていました。

 

私たちのような調査のプロに依頼することなく自力で不貞行為の決定的証拠を掴むべく、それ以降も理奈子さんの行動を徹底監視したというのです。

 

野中さんが探偵顔負けに〝独自調査〟の方法を説明します。

 

「妻が寝ている間にメールの送受信をチェックするのはもちろん、車の中で誰かと電話で話した内容を記録するためにICレコーダーを仕込みました。また妻が外出するたびに車の走行距離を細かく記録しました。事前に私に告げていた外出先に本当に行っていたのかどうか、おおよその見当をつけるためです」 (同)

 

そして〝独自調査〟の末に、野中さんは奥様の不貞行為を確信したといいます。

 

〝独自調査〟が長引いて情が移って本気に?

 

いつもは私たち調査員が依頼者に中間報告をするのですが、今回ばかりは違います。野中さんが当調査事務所に相談に訪れた初日、その時点で野中さんは実に5カ月にわたる 〝独自調査〟によって判明した奥様の行動記録を詳細に把握されていました。

 

野中さんが話します。

「メールのやり取りを見るかぎり、妻に浮気相手がいるのは疑いようがありません。相手の男の素性もほぼ分かりました。妻と同じ職場に勤めている西山重利(同・38)に間違いありません。

 

あるとき妻の車に仕掛けたICレコーダーに記録された会話の内容から、二人が翌日とあるスーパーの駐車場で待ち合わせる約束をしていたことを突き止めました。…続きは本誌に

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