難関大学に強い本県高校20校
2018年06月27日
直近2号で詳報した大学合格者数、同進学者数のデータを使い、難関大学に強い高校、中等教育学校を弾き出した。
各校の大学合格者数、進学者数は確定した。ただし本誌では、4月までに各校からいただいた調査結果の数値を使用しているため、各校の確定数値とは若干の相違が生じている可能性のあることをご了承願いたい。
表①は、総進学者数に対する大学のカテゴリー別進学者占有率。国公立大学進学者占有率の高い順に並べた。大学のカテゴリーについては、本誌5月号ないし6月号をご参照願いたい。
国公立大学に進学した者の割合が高い順に並べたのは、受験者の大半がまずは国公立大学を第一希望とするからだ。よって、表の上位にある学校ほど、各校の全ての進学者のうち、国公立大学に多く進学していることになる。別の言い方をすれば、生徒の第一希望を叶えている学校とも言えよう。
国公立大学は4つのカテゴリーに分けた。新潟は難関大に多く進学しているな、高志中等は県内の大学が多いな、東京学館新潟は国公立大学進学者は少ないが、難関大にも進学者が出ているのだな。そうした見方ができる表だ。
上位は県立高校、中等教育学校が独占。とりわけ中等教育学校は、在校生の学力の幅が大きいと言われている。それでも7校中5校が国公立大学進学者占有率50%超を記録した。学習のみならず様々な取り組みを6年間、切れ目なく行える強みを発揮したと言える。…続きは本誌に