ストリップ劇場跡地にできた寺
2012年05月22日
5月7日に触れた巨大弘法大師像が目を引く弘願寺(新潟市中央区西堀前通6番町)の続報です。法務局で土地の登記簿謄本を取り寄せたところ、昭和57年に弘願寺へ所有権移転していました。原因は〈寄付行為〉となっています。
この謄本だけでは弘願寺が誰から寄付を受けたのか分かりませんので、私たち記者はこういう時はコンピューター化される前のさらに古い謄本を取り寄せるのです。すると前所有者は新潟市に住む男性と判明。実名は伏せますが、この方のお名前には弘願寺の“弘”の字が含まれています。
果たして偶然でしょうか?それでもって、この方がいつから土地を所有しているかというと、昭和46年なのですが、それ以前にも同姓の女性が昭和35年から土地を保有していらしたことが窺えます。おそらく昭和35年当時はここでストリップ劇場が営業していたに違いありません。
ということで結論なのですが、弘願寺を建てられた方はやはり、ストリップ劇場を経営していたご本人もしくは家族ではないかと思われます。ご住職が取材拒否されているので、断言はできませんけれども…