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2024年11月22日

金子恵美代議士 結婚報告パーティに異論続出

2015年10月27日

11月14、15日の両日、4区選出の金子恵美代議士(自民)が新潟と三条で政治資金パーティーを開催する。2月に入籍し、第一子を授かった金子代議士。ようやく安定期に入り、まさに幸せの絶頂だろう。だが〈国政報告と結婚のご報告・お披露目〉と銘打ったパーティーに不協和音が聞こえてくる。しかも身内のはずの自民党からだ(一部敬称略)。

 

着座ゆえ2万円なり

p28

新潟県民は律儀だとされる。金子恵美衆院議員(4区、自民)の支持者らは格別らしい。実際にこうした話が出ているという。
「祝いの席だもの、2万円はダメだろう。3万か、それとも5万か?」

 

11月14、15日の土日に、金子めぐみ連合後援会の主催で政治資金パーティーが開催される。会場は14日が新潟、15日は三条だ。題して「衆議院議員金子めぐみとふるさとの未来を語る会」という。昨年6月にも三条市内で同様のパーティーが開催されている。

 

ただし今年は意味合いが大いに違う。昨年12月の衆院選で2回目の当選を果たしたというだけではない。今年2月、金子恵美は同期で、同じく自民党の二階派に所属する宮崎謙介とめでたく入籍を果たした。

 

もっとも結婚を発表したのは5月のこと。それぞれ自身のブログなどに〈私たち、宮崎謙介と金子恵美(かねこ めぐみ)の結婚のご報告をさせていただきます〉とする書面と、和服姿で並ぶ二人の写真を載せている。

 

めでたいことは続くもので、金子恵美は8月6日、自身のFacebookに〈この度待望の新しい生命を授かりました事をここに報告させていただきます〉と告知した。その報告で切迫流産の危険があったことも明らかにし、〈最も危険な状態は乗り越えたと診断されましたので、このタイミングで発表をさせて頂く事に致しました〉としるしていた。この時、妊娠3カ月だから、まだ安定期とは言い難い段階だった。

 

そしてほぼ安定期に入り、政治資金パーティーが開催されることになった。「ふるさとの未来を語る会」には〈国政報告と結婚のご報告・お披露目〉というサブタイトルが付いている。パーティーの会費はどちらの会場とも2万円なり。そこで一部の支持者がハタと困った。「2万円はダメ。偶数は割り切れることから”別れ”に通じ、縁起が良くない」、というわけだ。

 

ご安心いただきたい。礼儀作法の指南書によれば、2万円はペアを意味していてOK だとか。ものは考えようというものだ。もちろん8万円は末広がりでなおよろしい。お一人様パー券4枚購入が、このたびの慶事には最もふさわしい。

 

ところで昨年の「語る会」は1万円だったが、今年2万円になった理由は何なのか?

 

「披露宴なら普通は3万包むでしょうが。今回は立食ではなく着座なので2万円です」 (4区の自民党役員)

 

金子後援会の担当者も、そして金子恵美本人も「今回は着座でして」と言う。パー券を売るだけ売って、立食とは言うが、アッという間に食べ物がなくなるパーティーではないらしい。…続きは本誌にて

 

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