県議選・民主候補の会社がトラブル?
2015年01月27日
今春の県議選に出馬する民主党推薦新人候補が社長を務める会社が“穏やかでない"噂に苛さいなまれている。労働組合の連合をバックにしている同党の候補だけに、経営企業のトラブルというのは示しがつかない。果たしてどんな中身なのか。
給与未払いのバイト、その仕事内容
“北区の若大将(52歳)”
まあね・・・今年77歳になる加山雄三も未だに若大将だから、おそらくこの称号は自己申告制なのだろう。
4月に投開票が行われる統一地方選新潟市北区選挙区から民主党推薦で立候補予定の長谷川優氏。
先の総選挙で県内の議席を2から4に増やして勢いに乗る民主党だが、ホームページに記載された県議選候補は推薦2、公認7といささか寂しい印象。地方組織づくりは苦労の連続だ。
民主党・新人県議選候補の長谷川氏は会社経営者。
市議などの議会経験はないが、地元JC、消防団の活動、バスケットボールの指導とBJリーグの支援活動などを通じての人脈がある。
「民主党の運動員としてはスジ金入り。それこそ、民主党結党以来ではないか。地元選出の黒岩宇洋代議士とも付き合いが深い。県議選推薦候補の応援に元大臣クラスが駆けつけることもあるだろう」(地元の知人)
現段階で新潟市北区選挙区から出馬が予想される主な候補は新人の長谷川氏と自民系の石塚健氏、青柳正司氏の現職2名。
構図から言えば、二人で自民票を分け合う現職よりも有利に進められるのではないか。親分の黒岩代議士が選挙区で勝って現職に返り咲いたのも大きい。
長谷川氏が代表取締役を務める「斗伸」は、主力商材がパイプハウス等の農業資材販売、設計・施工。他に肥料・農薬や米の販売も展開している。またイベント等の飲食出店も手がけている。
バイトの”賃金未払い”
「民主党といえば、連合が支持する労働者の味方でしょう?斗伸でバイトしていた若い子が、賃金の一部や残業代が払われていないとして弁護士に相談に行ったという話を聞いたのですよ」(北区在住某氏)
事実ならなんとも首を傾げたくなる話。…続きは本誌にて