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2024年11月22日

自民党衆院新潟1区 支部長公募の”闇の部分”

2012年05月01日

自民党第一選挙区支部の支部長は、元財務官僚の石崎徹氏に決まった。公募の最終段階で吉田六左衛門元衆院議員、佐藤純県議は28歳の無名の若者に敗れた。だが、その裏側で何かがあったという指摘がある。

 


  内容の解説はさておくとして、自民の若手二人は怒りを抑えきれない様子だ。冒頭まずそれをお伝えしたい。

 

 一人は新潟市西区選出の髙橋直揮県議、そしてもう一人が先の衆院1区の支部長公募で選ばれた石﨑徹氏だ。髙橋県議はこう言う。
 「正直なところ、はらわたが煮えくり返るような思いです。食事がのどを通らないほど腹がたって、体重が減ったくらいです」

 

 衆院新潟1区の支部長に就任したばかりの石﨑氏はこうだ。

「私にとって迷惑な話でしたし、髙橋県議にとっても迷惑な話です。冷静に考えてもらえば分かっていただける話だと思います」

 

さすが3月まで財務官僚だっただけに、石﨑氏は怒りながらも淡々としている。なぜこの2人が、しかもようやく石崎氏が1区の公認候補に決まったばかりの今、これほどまでに怒らねばならないのか?二人の心中を理解するため、やや事態をさかのぼる必要がある。駅伝と同様、衆院選挙でも「花の1区」と呼ばれる。新潟に限らず、各県の県庁所在地を含む1区は都市型選挙で、従来から自民は苦戦した。…続きは本誌にて

 

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