─人妻コンパニオンと長距離トラック運転手が見た悪夢─
2014年08月26日
奥様はコンパニオン
不貞行為の有無を確認する調査案件で結果がクロと出た際に、浮気相手に事実関係を問いただすことがあります。依頼者の希望により、私たちが交際内容の聞き取り調査をする場合もありますし、依頼者が直接聞き取る場合もあります。いずれにしても聞き取った内容を後日、水掛け論にならないよう証拠として確実に記録に残すことが必要不可欠となります。
今回紹介する事件ファイルは、TVのドキュメント番組でよく見るような聞き取り調査の経緯がありました。
調査依頼者は新潟市在住の越屋晴成さん(仮名・43)。奥様・望美さん(同・40)の不貞の有無を調べてほしいといいます。
以下は晴成さんのお話です。
「妻が浮気をしているような気がしてなりません。現在、妻はコンパニオンクラブを経営しております。本人もコンパニオンとして宴席に出向くものですから、帰宅が夜遅くになるのは仕方がないことにはなっています。
しかし、最近は以前にも増して帰りが遅くなったばかりか、仕事がない日の昼間にも何かと理由をつけては外出するようになり、そのまま夜中まで帰ってこない日も珍しくありません」
晴成さんと望美さんの間には中2の男の子と小6の女の子がいらっしゃいます。望美さんがコンパニオンの仕事を始めたのは6年前のことで、当初はコンパニオンクラブの従業員として勤務。そこで仕事を覚えて、3年前に独立して自らコンパニオンクラブを立ち上げたといいます。
「主婦がコンパニオン勤め、もしくはコンパニオンクラブを経営しているなどと聞くと驚かれるかもしれませんが、業界ではそう珍しいことではないみたいです。年末の繁盛期にはそれなりに稼げるとあって、女性にとっては割のいい仕事といえるのかもしれません」 (晴成さん)
晴成さんによると、望美さんがコンパニオン勤めを始めた目的はマイホーム購入の資金づくりだったといいます。
「実は、私は転職して3年ほどなのですが、子供にもお金がかかります。個人的には借家住まいでいいと考えていたのですが、妻がどうしても一戸建てを買いたいと…。 “そのためなら私も頑張る!”と、コンパニオン勤めを始めたのです。さらにそれが高じて”自分でやったほうが稼げる”といってコンパニオンクラブを自分で経営することにしたのです」 (同)
そして1年前、越屋家は念願のマイホームを購入したのでした。とはいえ晴成さんは複雑な心境を吐露します。…続きは本誌にて