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2024年11月23日

─自宅で愛人と密会!?   夫婦は危機を乗り越えられるか─

2014年06月26日

ご主人が愛人を自宅に連れ込んでいる?

 

正直なところ、この不倫調査に関しては当初、依頼者の単なる思い過ごしではないかと思われました。しかしながら最終的に私たちは、調査業者にとって予断は禁物だということを改めて思い知らされたのでした。

 

今回の調査依頼者は新潟市在住の杵淵美紀さん(仮名・38)。同い年のご主人・太志さん(同)が浮気をしているのではないかと思い悩んだ揚げ句、勇気を振り絞って当事務所を訪問されたといいます。

 

美紀さんにかぎらず、興信所のドアを叩くのは誰でも勇気のいることかと思います。でも、独りで抱え込まずに問題解決に向けて一歩足を踏み出していただければと思います。もし、当方がお役に立てるのなら幸いです。

 

美紀さんも独りでいっぱいになっていました。美紀さんのお話をお聞きすることにしましょう。

 

「主人がどうやら浮気をしているようなのです。私には確かに女の影が見え隠れします。というのも主人は私の留守中、自宅にこっそり女を連れ込んでいるようなのです」   (美紀さん)

 

同居中の配偶者がいるにもかかわらず、自宅に不倫相手を連れ込む―。この連載でも過去に1、2度そのような大胆極まりないケースを取り上げたことがありますが、全体から見るとあくまでもレアケースといえます。

 

美紀さんは専業主婦とのことで家にいる時間が長いようですが、ご本人がいうには「買い物に出掛けているなど、数時間家を留守にしている合間にも愛人を連れ込んでいるみたいなのです」

 

美紀さんが続けます。

 

「主人は新潟市内の介護施設に勤務する介護士です。シフトによって平日が休みのときもあれば、夜勤の日もあるなど勤務時間帯はまちまちです。ですから私が家を留守にしている隙を見計らって、自宅をホテルがわりに使っているのではないかと思います。

 

事実、私が家に帰ってくると、留守中に誰かが入室した形跡があるのです。主人が愛人を家に招き入れているに違いありません」

 

ご夫婦の間にお子さんはいません。したがって普段、自宅に出入りするのは美紀さんと太志さんのお二人だけということです。

 

美紀さんによると、以前に太志さんの浮気が発覚したことがあり、その時には太志さんは事実関係を認めて平謝りし「もう二度と浮気はしない」と誓ったそうです。

 

このように”前科”があるがために、それ以降、美紀さんはちょっとしたことで太志さんの浮気を疑うようになってしまったようです。裏切りにあった人が疑心暗鬼に陥るのは仕方のないことです。

 

「今は心療内科に通院しています。本当は私も外へ働きに出たいのですが、精神的に参ってしまい家にひきこもっているような毎日です」    (美紀さん)

 

不貞行為は様々な形で家族を不幸にします。一度だけの過ちとして配偶者の一方が許したとしても、美紀さんのように体調に不調を来たす方もいらっしゃるのが実情です。浮気する方は軽い気持ちであっても、裏切られたパートナーは一生心に残る相当なダメージを負ってしまうのです。…続きは本誌にて

 

 

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