不祥事続きー今度は盗撮ーそれでも守られる公務員パラダイス
2014年03月27日
近年、不祥事が続く柏崎市役所の職員だが、今度はなんと盗撮だ。迷惑防止条例違反で検挙されたのは50代の課長補佐。この破廉恥な行為に対し、市役所側は一切の詳細を公表せず「停職2カ月、2階級降格」という極めて軽い処分に留めた。寛容な柏崎市民も、さすがにキレますぜ。
隠す市長
2月18日、柏崎市役所は不祥事による市職員の処分を発表した。以下は、かいつまんでその内容だ。
「被処分者は、平成26年1月3日、長岡市内において新潟県迷惑防止条例に違反すると考えられる行為により、長岡警察署に検挙された。被処分者から書類送検になった旨の報告を受けて、事実確認を行った結果、地方公務員法第29条第1項3に抵触するもの判断し、懲戒処分等を行った。
被処分者は市民生活部の課長代理(52)。停職2月。分限処分として主査に降任」
いったい何で検挙されたのか。「迷惑防止条例違反」の表記というのは、行状の生々しさや下品さをオブラートに包むあざとさが感じられる。
後の取材で判明したが、行った行為は「盗撮」である。長岡警察署にも確認したが〝行為は盗撮であり、市側にもそれを伝えた〞とのことだ。
なお長岡署でも、この事件についてのマスコミ発表をしていない。理由を質したところ〝逮捕ではなく任意捜査による検挙であり、軽犯罪であること〞との回答。柏崎市役所の発表がマスコミ向けの全てであり、2月18日の書類送検を受けて正式発表というわけだ。
この時点で既にツッコミどころは散見するが、もう少し話を進める。…続きは本誌にて