─ 五十路の女性が焦燥感を 募らせる年下男性との愛─
2014年01月29日
依頼者は純粋なハートの素敵な女性
男女平等と申しますが、こと恋愛関係において男女の間には真の平等が維持されているのでしょうか? 私見ですが、男性よりも女性のほうがかなり年上のカップルでは、えてして男性側の甘えが通ってしまう、裏を返すと女性側が割を食ってしまうことが多いように見受けられます。
今回の事件ファイルに登場するカップルは女性が男性よりも7歳年上で、しかもそれぞれ五十路、四十路のお二人とあって、人生の大きな岐路に差し掛かっているといえましょう。
今回の依頼者の間瀬綾子さん( 仮名)は上越市にお住まいで、年齢は53歳。職業は看護師でいらっしゃいます。
淡いピンクのニットセーターに黒のレギンスがよく似合うスタイリッシュな女性で、その風貌は実年齢よりも5、6歳は若く見えます。
たぶん女優の浅野温子、浅野ゆう子の〝W浅野〞や黒木瞳、川島なお美などと綾子さんはまさに同年代です。
私はTV番組に登場する彼女たちを見ながら、「五十代でこれほどの若さと美貌を維持するのは、女優でもないかぎり無理だろう」と心の中でツッコミを入れたものですが、いやはや今まさに私の目の前にいる綾子さんは彼女たちに勝るとも劣らない若さと個性を湛たたえた53歳なのでした。
とはいえ、そんな素敵な女性であるにもかかわらず、思い悩んでいるのは彼氏との愛情問題だといいます。
綾子さんがおっしゃいます。
「私には15年ほど交際している彼がいます。もちろんお互い独身で、少なくとも私は結婚を前提にお付き合いしてきましたし、実際のところ3年前には同棲もし、結婚寸前までいったこともあります。
ところがその後、関係に行き違いが生じ同棲にピリオドを打ったものの、それ以降も不定期に会って一緒に食事をするなど交際自体は続けてきたのですが…」
そこまで話すと綾子さんはいったん言葉を切り、ひと呼吸おいて
「私、彼の本当の気持ちが知りたいのです」とおっしゃいました。
綾子さんの印象では、同棲解消後、彼の自分に対する恋愛感情が冷めてしまったように感じられるといいます。…続きは本誌にて