県司法書士会前会長の大嘘を暴く ※音声とともにご紹介します。
2014年01月25日
過払い金返還請求で依頼者のカネを着服しても反省の色ナシ
消費者金融などに返済し過ぎたお金を返してもらうよう求める「過払い金返還請求」の手続きは、弁護士や司法書士に依頼するのが一般的だ。ところが一連の手続きを依頼された村上市に事務所を構える県司法書士会の前会長が消費者金融から多額の過払い金の返還を受けていたにもかかわらず、その事実を依頼者に知らせることなく何年にもわたって着服していた事実が発覚。本稿では悪質極まりないその行状にメスを入れるとともに、本人のウソで塗り固めた弁明の一部始終を実際の音声とともに紹介する。
サラ金潰しの最高裁判決
東京のさる弁護士がいう。「今でこそ過払い金返還請求の依頼案件はめっきり減りましたが、数年前まで私たち弁護士は文字どおり〝特需〞によって非常に儲けさせてもらいましたよ。
なにせ国内で行われた過払い金返還請求の総額を弁護士の人数で割ると、弁護士一人当たり3千万円もの成功報酬がもたらされた計算となるのですから」(東京都内の弁護士法人代表)
新潟地裁でも数年前まで、連日のように消費者金融やクレジット会社を相手取った過払い金返還請求訴訟の口頭弁論が日程に組み込まれていた。新潟の弁護士もご多分に漏れず儲けたようだ。
「過払い金」とは、本来支払う必要がないにもかかわらず、貸金業者に返済し過ぎたお金のことをいう。テレビやラジオで、弁護士事務所や司法書士事務所が過払い金返還請求を薦めるCMを流しているのを見聞きしたことのある読者も多いことだろう。…続きは本誌にて
※取材音声を下記リンクよりお聞きできます。