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2024年11月22日

─ 新潟駅前某スナックママと 不倫夫の偽りのラブロマンス─

2013年11月27日

再び指名された当事務所

 

水商売の女性に熱を上げる男性は世の中にゴロゴロいますが、今回はJR新潟駅前のとあるスナックのママと妻子ある男性との不倫を調査した事件ファイルです。

首尾よくホステスと深い関係になったとしても、果たして相手は本気なのか? この事件ファイルには、夜の街に吸い寄せられる男たちの〝永遠の疑問〞に対する答えのひとつが示唆されているように思えてなりません。

 

私が調査依頼者の窪塚江里さん(仮名・39)にお目にかかるのは、実のところ5年ぶりのことでした。新潟市内にお住まいの江里さんは当時、ご主人の篤史さん(同・42)の浮気を疑って当事務所に相談にいらしたのですが、素行調査の結果、江里さんの睨んだとおり不倫相手の存在が明らかになったのでした。

 

今回再び当事務所を訪れた江里さんはバツが悪そうにこう切り出しました。「主人がまた女をつくったようで…。5年前の浮気相手とは別の女性のようなのですが…」

 

篤史さんは5年前と変わらず、自営で商業看板の施工をされているとのことです。私は当初、江里さんが単に浮気癖の直らない篤史さんのことを恥じてうつむいているのかと思いましたが、実はそうではありませんでした。「正直申し上げますと私、今回シークレットサービス新潟さんのところにお伺いする前に、別の興信所に調査を依頼したのです。でも、その興信所の調査に納得できなかったものですから…」(江里さん)

 

こう言って江里さんが取り出した写真を見ると、ご主人の篤史さんと水商売風の女性がイオンの駐車場を歩いているツーショットでした。

 

江里さんが続けます。

「今日まで、その興信所による成果らしい成果がこの写真一枚です。一緒に写っている女性がどこの誰なのかも分からないので、私がその点をしっかり調べてほしいと要望すると、担当者は驚いたことに〝窪塚さん、ご主人と一緒に歩いている女性は、きっとただの友達ですよ〞などと言うのです。

 

私はこの興信所では真実を把握することはできないと見切りをつけ、またシークレットサービス新潟さんにお邪魔したというわけです。最初からこちらに相談しなかったのは主人の浮気が二度目ということもあり、そんな主人に性懲りもなくと恥ずかしかったものですから…」

 

紆余曲折があったとはいえ、再び当事務所に調査を依頼していただいたことは大変光栄なことです。それにしても件くだんの調査業者はなぜ篤史さんと写っている女性を〝ただの友達〞だなどと決め付けたのでしょうか?

 

考えられる可能性としては、おそらくこの調査業者は女性の尾行に失敗するなどして素性を調べきれなかったことから、そのミスを取り繕うべく 〝ただの友達〞などと何ら根拠のないことを言ったのでしょう。名札を付けているわけではありませんから、手がかりを掴むまでは基本、何としてでもベタで尾行を完遂するしかありません。…続きは本誌にて

 

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