ロシア農業支援にやる気満々
2013年10月27日
篠田新潟市長は 「役に立つ白痴」か!?
本誌9月号では新潟市や亀田郷土地改良区が極東ロシアに対する農業技術支援に向けて準備を進めていることについて詳しく報じた。一貫して南下政策、つまり日本侵攻を虎視眈々と狙っているそのロシアに対して、こともあろうに軍の耕作放棄地における農業復興に向けて手を差し伸べようという本県関係者の“平和ボケ加減”には閉口するほかない。本稿では一大軍事国家たるロシアの危険性もさることながら、極東ロシア農業技術支援が新潟県民や新潟市民にとってまったく利益をもたらさない根拠を示そうではないか。
ロシア南下政策は永遠に
本誌9月号特集記事︿軍備増強の危険な罠が潜む新潟の「極東ロシア農業技術支援」﹀では、ロシアが1800年代初頭以降、200年の長きにわたって日本に対して幾度となく非道の限りを尽くしてきた事実を示し、新潟市や亀田郷土地改良区などが準備を進めている極東ロシア農業技術支援の危険性に警鐘を鳴らした。
歴史を紐解けば、1806年と1807年に日本の北方拠点を攻撃した文化露寇をはじめ、1806年のロシア軍艦対馬占領事件など、我が国に対するロシアの理不尽な攻撃は枚挙に暇がない。さらには第二次世界大戦末期に対日参戦した旧ソ連の兵士らが樺太・真岡郵便局の女子交換手たちに対して鬼畜行為におよび、9名の女子交換手が服毒自決した凄惨な出来事は、後に昭和天皇がその悲痛な御心を〈樺太に 命をすてし たをやめの心を思へば むねはせまりくる〉との御製に託されたほどである。
一方で日本は1975年以降、サハリン島大陸棚石油天然ガス探鉱プロジェクトを通じて、旧ソ連に対して1億8500マン㌦に上る経済支援を行ったが、彼らはそれを恩に感じるどころか、経済支援を受けている最中に北方領土において地上軍部隊を再配備する暴挙にも出ている。…続きは本誌にて