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2024年11月23日

極秘写真入手 新潟の特定失踪者 千葉で遺体発見の超ミステリアス

2013年09月26日

2004年、新潟沖の日本海で、小山修司さん(当時43歳)が操業中の漁船から忽然と姿を消した。北朝鮮による拉致の可能性が排除できない特定失踪者とされた小山さんだったが、8月末に千葉県で漁網の中から白骨化した遺体となって発見された。失踪当時の状況を示した極秘の写真は、この一件の不可解さを物語っている。

 

9年間、3百㎞を隔て発見

 

突然の報だった。8月末のこと、特定失踪者とされた新潟市の小山修司さんと思われる遺体が千葉県内で発見された。小山さん(当時43歳)は2004(平成16)年、新潟市沖の日本海で操業中の漁船から忽然と姿を消した。

 

特定失踪者とは北朝鮮による拉致の可能性を否定しきれない人々のことをいう。

9月1日現在の公開者リストによれば、その数は276人。このうち77人が「拉致濃厚」とされている(特定失踪問題調査会の『失踪者リスト』より。非公開者も含めた特定失踪者の数は約700人)。

 

小山さんを含む新潟県出身の特定失踪者は7人いる。このうち「拉致濃厚」とされるのは1974(昭和49)年に佐渡の旧新穂村で行方不明になった大澤孝司さん(当時27歳)ら3人。県内関係7人のうち、小山さんの失踪年月日が最も新しい。

 

1998(平成10)年に長岡市で行方不明になった中村三奈子さん(当時18歳)が小山さんに次ぐ。

 

小山さんの失踪状況は以下のようだった。

 

〈当日(6月6日)早朝、いつものように一人で新潟西港を出港したが、操業中の僚船が小山さんの航行が不自然だったので無線で呼び出したが応答がなく、人影もないので現場に急行。小山さんの姿はなかった。船は自動操舵で航行、長靴が片方だけ残されていた。海上保安部や漁連などが4日間にわたって海上から、または海中に網を入れて捜索したが何も見つからなかった。当日は波ひとつない鏡のような海で、水温は19度だった。毎日水を流して甲板を洗っていたはずなのに、長靴の近くに緑色の粘土質の塗料が落ちていた〉(特定失踪問題調査会が公表していた資料に基づく)…続きは本誌にて

 

 

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