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2024年11月22日

早くも5度目の国政出馬を表明した米山隆一の人物像に迫る

2013年08月26日

米山隆一氏(45)は今回の参院選で国政選4度目の敗北を喫したが、7月末のブログで早々に2016年参院選出馬の意向を示した。東大卒であり、医師にして弁護士ー。米山氏の経歴はこれ以上望みようがないほどパーフェクト。そんな同氏が幾度も敗れながら、それでも国政進出への野心を絶やさないのはなぜなのか。有権者が普段触れることができない彼の素顔に迫る。

 

インタビューを行ったのは米山氏が務める長岡ナーシングホームクリニックの診察室。昼休みに時間を取ってくれた同氏は、選挙時には見慣れない白衣姿で記者を出迎えた 。

多くの有権者にとって、米山隆一という存在はヴェールに包まれている。その個性的な人物像は、以下からのインタビューで読み取ってほしい。

 

勝てる戦に負けた理由

 

─初めて国政に挑戦したのが05年で、当時38歳。人生初の選挙が国政選挙となりました。例えば長岡市や出身地の魚沼市の市議選から歩んでいくことは考えませんでしたか?

 

今にして思えば、ですね(笑)。若くて血気盛んでしたからしょうがないです。

 

─全4回の選挙を経て、選挙費用の借金はないですよね?

 

外に対する借金はないですよ。親からの借金はありますけれど。でも、さすがに今回の選挙で預金が絶えたので、これから必死にならなければいけませんね。維新の会の良いところは、休みの間(次回選挙まで)にさしたるデューティ(義務)がないんですよ。仕事と両立しながらやっていけます。自民党では絶対無理なことです。

 

─次回の参院選に出馬を決めたのは選挙後、いつですか?

 

はっきり決まったわけではないんですけれどね。私自身が出たくても、(維新の会本部に)ダメと言われたらダメですから。ちょうど明日(8月10日)、本部まで面接に行くんです。「次もやる気ありますか?」と聞かれるので、「あります」と答えます。

 

─面接で話すのは橋本代表や石原代表?

 

いえ、大阪府議です。

 

─今回の選挙を振り返ると?

 

今回でよくよく懲りたのは、選挙は状況だということです。皆さんは個人に(敗因を)負わせたがりますが、政党の支持率などの状況にもよるんだなと思います。…続きは本誌にて

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