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2024年11月21日

―LINEのチャットで浮気が発覚! 痴話狂いの不倫カップル―

2013年07月26日

いきなり妻が「離婚したい」

 

前号では、人気のコミュニケーションアプリ「LINE」での交流をきっかけに、学生時代の知人同士が不倫関係に発展したお話をさせていただきました。今回紹介するのもLINEにまつわる事件ファイルです。ただしこちらは前回とは異なり、LINEがきっかけとなって不倫関係が発覚したケースです。本稿に掲載されているLINEでのやり取り…、それは情欲に溺れた男女による言動と割り切って読み飛ばしていただければ幸いです。

 

新潟市在住の鹿野晃二さん(仮名・30)が、未明に当事務所に緊急のSOSの連絡を下さったのはつい数週間前のことです。鹿野さんはお酒が入っていらっしゃるということで、私は鹿野さんをご自宅前まで迎えに行き、近くのインターネットカフェに二人で入店することとしました。

 

私たちのもとを訪れる相談者の方々は、相応のお悩みを抱えていらっしゃいますそして、その多分なるご負担により大概は肩を落としておられるように見受けられます。

 

そんな相談者の中でも、鹿野さんの落ち込みようは尋常ならざるものがありました。お顔は青白く、睡眠不足なのか目の下には隈ができており、傍目にも気の毒なほど意気消沈していらっしゃいます。

 

早速、個室に入った私たちは鹿野さんのパソコンをセッティングし、問題のLINEの記録の確認をさせていただきました。  

 

奥さんと不貞相手の男は、未明の現在は一緒にホテルで過ごしているであろうことから、チャットの動きはありませんでした。

 

「なるほど…、よく我慢なさいましたね。心中お察しします」 

 

私がこう申し上げますと、鹿野さんは核心部分から話を切り出しました。

 

「実は私…、2週間ほど前に妻から離婚を切り出されまして…」

 

鹿野さんにとって、奥様から離婚を切り出されるとはまさしく青天のへきれきであり、LINEのやり取りを垣間見たその日を境に、食欲は減退するとともに不眠に悩まされ、お酒で気持ちを紛らわせる毎日といいます。どうりで生気を失っておられるわけです。

 

それにしても唐突に離婚を切り出してきた奥様の言い分はいかなるものなのでしょうか?

 

鹿野さんはこうおっしゃいます。

 

「当初は自分でも何が何だか分かりませんでした。妻いわく“引っ越し代として50万円出すから、この家から出て行ってください”ですからね。…続きは本誌にて

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