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2024年11月21日

ワイド 解散総選挙 協奏曲

2012年12月26日

新潟4区実録〝女の戦い〞はコロナ・内田社長の大号令が分かれ目

 

新潟4区は現職菊田真紀子(民主)に新人金子恵美(自民)という美人政治家バトル、ウィズおやじ(栗原博久・日本維新の会)という構図になった。結果は金子が選挙区で勝ち、負けた菊田も比例復活当選する接戦に。この1カ月に中身の濃いドラマが詰まっていた。

 

イライラ募る選対

 

「本来なら自民党が圧勝していなければならない選挙。1区から6区まで見てみなさい、自民党県議が7人もいる選挙区など他にないですよ。もっともそれを考えたら、これまで3回連続で民主党に負けていたこと自体が不思議なわけですが」 (金子選対関係者)

 

 

小選挙区新潟4区からは佐藤純(江南区)、小林一大(秋葉区)、金谷国彦(加茂)、佐藤卓弘(三条)、坂田光子(三条)、早川吉秀(見附)、西川洋吉(旧栃尾)と7人の自民党県議を排出している。対する民主党は内山五郎(秋葉区)一人。国政選挙において、県議の数がそのまま機動力に換算されるのなら、圧倒的に自民党が有利のはず。しかし組織とは機能しなければ木偶人形と同じなのである。

 

投票日前日、金子恵美の選対関係者はイライラがマックスだった。

 

審判の日が近づく中、各選挙区では続々と自民党候補の優勢が伝えられていた。5区、6区は頭一つリード。次いで2区がいい。1区と3区も、まあいけるだろう。4区は並んでいる・・・

 

かつて自民党代議士だった栗原博久が日本維新の会公認で出馬することで、保守票が割れたことも大きいのか。「そういうことではない。〝選対の重鎮でござい〞という顔をしていながら、何も働いていないどころか〝本当にこっちの味方なのか〞という動きの者もいた。…続きは本誌にて

 

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