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2024年11月24日

解散直前!ワイド総選挙 新潟5区 自民・長島忠美

2012年09月24日

新潟5区 自民・長島忠美は〝内憂外患〞を払拭できたか?

 

週刊誌の当落予想では、ついに長島忠美(自民)が田中真紀子(民主)の尻尾を捉えた様相だ。ただしあの選挙モンスターと真にがっぷり四つで戦うには、まだクリアしなければならない条件もある。

 

微妙な関係

 

「今度は(5区の自民党候補が)長島さんでしょ。馴染みがある名前だし、民主党への逆風、真紀子さんに対する〝飽き〞もある。いい戦いになるんじゃないか」

 

長岡市で、たまたま乗ったタクシーの運転手がこんな話をし始めた。次期総選挙、新潟5区に対する関心度はかなり高いと感じる。新潟県の自民党選挙区候補で唯一現職であり、早い段階で5区からの出馬を表明して組織作りを進めていただけに、地元の有権者には長島の名前がかなり浸透している。

 

リード文にも挙げたように、週刊誌の当落予想でも概ね民主党・田中真紀子をリードしている。アテにはならないが、これまでのように〝5区はどうせ(真紀子で)決まり〞という諦観の境地にはない。逆に言えば〝無敗の選挙モンスターが本気になる〞ということにも繋がるのだが。

 

「長岡高校OBで同窓生のネットワークが活かせる強みはある。小選挙区5区で長高OBが出るのはおそらく初めてじゃないか(2002年の補選に石積勝氏が出馬)。その点で長岡ではいつにない盛り上がりがある。新たな後援会組織の中心も長高の同窓生」 (長岡市の某経営者)

 

 

しかし長島は、相手がある小選挙区に関しては未知数。

 

「5区出馬にあたって、長高同窓生を主体にした新たな後援組織をつくった反動で、古くからの支持層が距離を置き始めているのも懸念材料」(長島に近いスジ)という不安もある。そうした点を踏まえても、後援会長である星野伊佐夫県議の旗振りに注目が集まる。選挙の酸いも甘いも知り、今回は自民党県連会長としての立場もある。…続きは本誌にて

 

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