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2024年11月23日

日中関係最悪の事態 在新潟中国総領事館移転問題に影響か?

2012年09月24日

新潟市の民有地5000坪を購入し物議を醸している在新潟総領事館だが、ご存じのとおりここにきて日中関係は最悪の事態に。暴徒化する人民が日本人を襲う姿が連日報じられている中、新潟だけはまるで別世界のように“友好”の言葉が交わされている。

 

王華総領事の発言

 

9月12日、新潟市中央区のホテルオークラ新潟において、中国建国(国慶節)を祝賀するレセプションが開かれ、泉田裕彦知事らも出席した。尖閣の国有化を巡って中国国内で連日大規模な反日行動が繰り広げられる中、新潟だけは別世界のような和やかムードである。

 

レセプションで挨拶した王華総領事は、ためらい無しに尖閣問題に触れた。
「島購入という誤った行動を直ちに改め、中国側と足並みを揃えて、中日関係の健全で安定した発展を促すよう強く希望する」と、国有地化を強く非難。

 

総領事の攻撃的なスピーチにニコニコ笑いながら拍手を贈った泉田知事からは、「領土問題は国家間の関係として適切に処理すべき。地方自治体としてはこれまで培った日中友好、親善の路線を踏み外すことなく前進させていくよう最大限努力していく。新潟から信頼関係を崩すことがないようにしたい」と寝ぼけたような挨拶。

 

このところ毎日のようにニュース番組では中国の〝官製暴動〟が報じられ、日本人や日本企業が襲撃されているが、まさか多忙な知事とてテレビを見ていないわけでもあるまい。新潟は地方分権のトップランナーとしての覚悟があるから新潟州構想なのではないか。〝領土問題は国の話だから地方レベルでは仲良しだし〟では笑われないだろうか。仮にも新潟は中国に5000坪も買われているのである。…続きは本誌にて

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