皇太子殿下行啓お出迎え出席率最下位だった 新潟県議会の不名誉
2012年08月27日
7月27日から29日までの3日間、高校総体ご臨場などのため、皇太子殿下が本県に行啓された。ご到着は27日午後、JR長岡駅だった。共に駅でお出迎えした長岡市議や、お泊所でお出迎えした新潟市議に比べ、県議会議員の数が…。
県議は長岡市議の半分
とあるマスコミの支局に所属する記者が言った。「新潟県議会ですが、定数は何人でしたっけ?」「県議会と新潟市議会はどちらも50人台で、ほぼ同規模」、といった程度の認識はあった。調べてみると県議会は定数が53、市議会は56(共に欠員1)。
「長岡市議会は何人でしたっけ?」(同)覚えてはいないが、確かめると定数は38(欠員1)。といって、この記者が疑問に思ったのは議員定数のアンバランスではない。7月から8月にかけて、本県などを舞台に「2012北信越かがやき総体」(高校総体)が開催された。この総体への御臨場などのため、皇太子殿下が来県された。本県への行啓は平成21年に開催された国体以来、3年ぶりのこと。皇太子殿下は7月27日の午後、JR長岡駅にご到着された。当然、泉田裕彦知事や地元長岡市の森民夫市長、県会や長岡市議会の議員らもお出迎えした。 前出の記者が指摘するのは、殿下がご到着された長岡駅でのこと。「奉迎場所は長岡駅2階の新幹線待合室前でした。事前に議員はこの位置とか、参列者の場所が定められていました。長岡の市議はだいたいいたように思いました。県議の先生方は、私自身あんまり馴染みがないこともありますが、そんなにいなかった気がします。長岡の市議に比べ、県議の数は半分くらいではなかったでしょうか。だから県議会は長岡市議会よりずっと定数が少ないのではと思ったんです。実際は違って、県議会の定数がずっと多かったわけですね」(同)だが待て。いかに場所が長岡だったとしても、お出迎えした県議が長岡市議の半分ほどとはどうしたことだ?…続きは本誌にて