女性たちが語る「もしも米山隆一or泉田裕彦が夫だったら?」
2025年02月27日
米山隆一氏と泉田裕彦氏は、どちらも言わずと知れた元新潟県知事だ。米山氏が2024年10月の衆院選で再選を果たしたのに対し、同じ選挙区から出馬した泉田氏は落選。かつて不本意な形で知事の座を離れた点では共通しているが、その後、何が二人の明暗を分けたのか? 最大の要因は女性ウケの有無だったのかもしれない。
芸能人の女性問題噴出で薄まった"あの出来事"
2024年10月の衆院選では、立憲民主党公認の米山氏と無所属の泉田氏がともに新潟4区から出馬した。結果は米山氏が当選し、落選した泉田氏は比例復活もかなわなかった。
選挙戦の構図としては、自民党が鷲尾英一郎氏を公認しているにもかかわらず、泉田氏が無所属での出馬を断行したことから、保守分裂選挙となって票が分散。これが米山氏に有利に働いた。
とはいえ2021年10月の前回選挙での米山氏と泉田氏の"元知事対決"も米山氏に軍配が上がっており、このときも元長岡市長の森民夫氏が無所属で出馬したため保守分裂の様相を呈し、米山氏が漁夫の利を得た形だ。
関係筋が話す。
「保守分裂のおかげで当選した米山さんは実に運のいい人です。かつて出会い系サイトで知り合った女性との買春疑惑が週刊誌で報じられて知事を辞職しましたが、作家の室井佑月さんと結婚すると、その後は過去の女性問題をとやかく言う空気は消えてなくなりました」(米山氏を知る男性)
米山氏が女性問題を理由に知事を辞職したのは、2018年4月のことだった。
別の関係筋が当時を振り返って以下のように話す。
「米山さんはもともとの顔の作りがそうなのでしょうが、いつもニコニコ笑っている印象が強かった。しかし、その米山さんも女性問題発覚を受けた辞職会見では、実に神妙な表情で自らの過ちを"中年男性がのぼせたということ"と真摯に反省の弁を述べました。
立場が違うとはいえ、芸能界では女性問題を起こしても公の場で説明責任を果たそうとしないお笑い芸人やタレントばかりだという点を踏まえれば、米山さんは正直に自分の気持ちを語ったと思いますよ」 (会社社長)
その上で、この関係筋は以下のように続ける。
「買春疑惑はさておき、米山さんを擁護するわけではありませんが、彼は当時、独身だったわけですからね。このところの芸能界を舞台に社会問題となっている性加害や性接待めいた話に比べれば、彼の女性問題など取るに足らないものです。なにせ実質的に被害者がいないわけですからね」 (同)
事実、知事を辞職した米山氏はその9カ月後に早々とテレビのバラエティー番組のコメンテーターとして出演。とりわけコンプライアンス(法令順守)が厳しいとされるテレビ業界が彼を受け入れたのだった。
その後、米山氏は2020年5月に室井氏と結婚すると、翌2021年10月の衆院選で初当選を果たした。…続きは本誌で