─ 日本人男性と外国人女性の甘く危険なラブゲーム ─
2022年11月28日
フィリピン人の妻が結婚後1カ月で新潟に単身赴任⁉
65歳以上の高齢者の割合が人口の21%を超えた状態を「超高齢社会」と呼ぶそうですが、日本では2010年に高齢化率が
23%超となり、超高齢社会に突入したといいます。
これにより高齢者介護施設では介護する側の人手不足が加速していることから、日本政府はフィリピンやベトナム、インドネシアなどから介護職に従事する人材を積極的に受け入れているとのことです。
こうした外国人介護士の方々の真面目で献身的な働きぶりは高く評価されており、たとえばフィリピン人女性は親切で社交的な国民性とあって、介護を必要としているお年寄りからも大変ありがたがられていると聞きます。
しかしその半面、残念なことに日本にやって来るすべての外国人女性が真面目で勤勉かというと、そうともかぎらないのが現実のようです。今回はそんなお話をさせていただきます。
東京都在住の中瀬秀幸さん(仮名・39)から当調査事務所が電話でお問い合わせをいただいたのは昨年12月のことでした。「妻が単身赴任で新潟に行っているのですが、現地での本人の行動を調べてもらえませんか?」とおっしゃいます。
会社勤めのご主人が単身赴任をするケースは世の中にたくさんありますが、奥様が単身赴任をするという話はあまり聞いたことがありません。
私が「詳しいお話を聞かせていただけますか?」と申し上げたところ、中瀬さんはポツリポツリと以下のように話し始めました。
「妻とは2カ月前に結婚したばかりなのです。実のところ妻はフィリピン人でして…。彼女はまだ日本に来たばかりとあって、日本の生活習慣になかなか馴染めなかったのは事実です。しかしそれにしても、結婚からわずか1カ月後に私のもとを離れてしまうとは…」 (中瀬さん)
中瀬さんによりますと、奥様のイザベルさん(同・28)は結婚してから1カ月と経たないうちに、「新潟県での仕事を見つけた」と話していたそうです。その仕事とは新潟県内の彼女の従姉妹も働いている飲食店でダンサーをするのだといいます。
中瀬さんが続けます。
「私は当然、妻と結婚して同居するつもりでした。小規模ながら自営業をしていて、なんとか夫婦二人が食べていけるくらいの収入はありますし、いずれは子供も欲しいと考えていました。
そもそも彼女は私の仕事を手伝うことになっていました。ところが妻がいきなり私の承諾もなく新潟に行ってしまったのでは、いったい何のために結婚したのか分かりません。それでも私は妻の両親が生活に困らないように毎月7万円ずつフィリピンの実家
に仕送りをしているのですが、こんな意味のない結婚生活を続けていくわけにはいきませんし、続ける自信もありません」(同)
中瀬さんから調査依頼を受けて、私たち調査員が妻・イザベルさんの行動を追ったところ、たしかに彼女は新潟県内のフィリピンパブで仕事をしていました。
また、気になったのは典型的ではあるかもしれませんが、彼女は単身生活をしているのではなく、従姉妹あるいは仲間のフィリピン人女性たちとアパートで共同生活をしている点で、さらに調べを進めると他の女性たちも日本人男性と結婚しているにもかかわらず、ここに移住してきたことが分かりました。
現在はひと頃より偽装結婚がやりづらくなり、日本人男性を騙して結婚して夫のもとから家出をするというケースが増えているのでしょうか?
こうした調査結果を報告すると、中瀬さんは力なく以下のようにおっしゃいました。「私は真剣に彼女と結婚したのですが、どうやら騙されていたようですね。私と結婚したのは単に日本に定住したいがためだったのでしょう」(同)…続きは本誌で