『老眼鏡選びのポイント』
2022年11月28日
加齢とともに衰えるのが視力だ。中高年を過ぎると、本や新聞の文字が読みづらくなる人もいる。そういった自覚症状があったら、老眼鏡をかけることも検討してみては。そこで今回は、番外編として老眼鏡選びのポイントを取り上げる。
老眼鏡には『+1・5』や『+3・0』といった表記がある。数字が大きくなるほど度が強くなる。一般的な目安は、40代前半で『+1・0』、40代後半で『+1・5』、50代前半で『+2・0』、50代後半で『+2・5』、60代前半で『+3・0』となっている。※個人差があります
40代後半になると本や新聞の文字が見えづらくなる人が多く、50代前半になるとパソコンの文字が見えづらくなってくる。50代後半はテレビのピントがなかなか合わない人も出てくる。これらを目安に、老眼鏡の度数を選んでいただきたい。
主な仕事がデスクワークの人は老眼鏡を長時間使用するので、掛けていることがストレスにならないよう掛け心地も重要だ。オーダーメードで自分の顔や鼻にフィットする設計なのが理想だが、必要であれば可動式の鼻パットの使用も試していただきたい。テ
ンプルは超弾性樹脂からつくられたもの、フレームは軽量で強度のある金属性がおすすめだ。
老眼鏡は自身のライフスタイルに合わせて選ぶことが重要。本や新聞を読んだり、書き物をすることが多い人には単焦点レンズの老眼鏡がおおすすめ。外出する機会が多い人には、遠くも近くも見ることができる遠近両用。テレビなどを見るときにおすすめな
のは、中近両用。パソコンを多く使用する人は、近近両用やブルーライトカットを採用したレンズの老眼鏡を選ぶといいだろう。…続きは本誌で