”第2の暴れん坊”誕生で話題沸騰の南魚沼市議選
2021年10月27日
任期満了に伴う南魚市議選は10月17日に投開票が行われた。定数22のところ23人が立候補。競争率からすればユルい選挙に思われるかもしれない。だが昨年の市長選に立候補した黒岩揺光氏が出馬して初当選を果たすなど、話題も沸騰。同氏は「越後の暴れん坊」をキャッチフレーズに国政デビューした黒岩宇洋衆院議員(立憲民主)の弟で、〝第2の暴れん坊〟誕生が市政に風穴を開けるか注目だ。
無投票が一転
このところ県内の選挙情勢にちょっとした異変が生じているようだ。首長選挙では「無風」と思われた選挙が、にわかに対決ムード満載になるケースが続いた。昨年10月の長岡市長選がそうだった。当初は磯田達伸市長が無投票で再選かと思われた。
選管による市長選の説明会あたりまでは長岡市長選は無風の気配。それが一転、選挙戦になった。
結果は現職の大勝だったわけだが。昨年の三条、柏崎の市長選もほぼこうしたパターンで、三条だけは先行逃げ切りを狙った候補に、現在の滝沢亮市長が追いつき追い越して当選を果たした。
議会の選挙でも似たような現象が起こった。今年4月の十日町市長選(定数24)は、立候補の受け付け終了直前まで無投票の気配だった。それが土壇場で駆け込み立候補があり、一転して選挙戦になった。…続きは本誌