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2024年11月21日

日本維新の会から出馬以降の米山隆一直撃インタビュー

2012年10月25日

時期総選挙新潟5区出馬の可能性を追う 

 

小誌の取材に対し、次期総選挙への明確な出馬意志を示した米山隆一氏(前自民党新潟5区支部長)は、なぜ日本維新の会を選択したのか。そしてどの選挙区から出馬するのか。新潟6選挙区の戦況に大きな影響を与えるであろう存在から目が離せない。(一部敬称略)

 

自民党と米山

 

財界新潟では、10月号の総選挙特集記事において「米山隆一、日本維新の会から出馬意向」と報じた。米山はなぜ維新の会を選択したのか。接点については、政治における米山の師でもある舛添要一との関係だとし、それは実際の話である。

 

米山は本誌記事作成の10月15日時点で自民党籍にある。再度自民党から国政を目指す選択肢はなかったのか。

 

実際、前回総選挙の後、自民党本部からは次の選挙に向けて選挙区支部長の再任の内諾を受けていたという。しかし5区支部長には比例区から転身した長島忠美代議士が就任した。

 

「米山の5区支部長再任は、星野伊佐夫県議(現自民党新潟県連会長)によって潰されたという話です。県連が支部長再任の内諾に対して無視をして放置したというわけです。党本部が内諾をした事項に対し、一切の機関決定をせずにひっくり返したのです。星野と米山の確執は決定的でした。自分なりの選挙手法にこだわった米山に対して、星野があくまでも昔ながらの選挙手法を取らせようとしたことから、米山が反発したと伝えられています」(政党関係者)

 

もともと燻っていた火種に引火した直接の原因は、米山が敗戦直後にアップしたブログだといわれる。

 

〝勝てる選挙だった。敗北の原因は、私に、私達に、自民党にある〟

 

辛辣な身内批判ではあるが、前回の選挙を考えれば的を外した指摘ではないし、自分の反省もある。しかし落選候補というのは、腹でどう考えようが〝全て私の不徳の致すところ〟と無条件に頭を下げるのが美徳とされる選挙の世界。古参の自民党関係者の逆鱗に触れたのだ。米山のブログは県内全支部にファクスされ、事実上の〝破門〟状態となる。…続きは本誌にて

 

 

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